毎日夏休み( ´ - `).。oO

突き抜けるような青空と、夕暮れの橙に混じる藍色をこよなく愛する。

猫との生活を夢みて

猫を飼いたい。


最近、猫を飼いたい旋風が吹いている。(自分の中で)


私はきちんと働いているし、猫を1匹、家族としてお迎えする甲斐性くらいは持ち合わせていると思う。


しかし独身、1人暮らし。


仕事の拘束時間も長いほうだ。


実はこれまで猫を飼いたいブームはたびたび訪れており、そのたびに飼うことか可能かどうか検証をしてきた。


どんな猫を飼いたいか、どんな暮らしにしたいかに思いを馳せながら、猫を探し、飼う環境を考えた。


今日はその検証の途中結果を記そうと思う。



1. 猫を探す

どんな猫を飼いたいかという問いに、私は身寄りがなく助けないと処分されてしまう子を飼いたいと思った。


そこで、里親募集を見てみることとした。


しかし、第一の壁に早くもぶち当たる。


里親になるには1人暮らし不可なことが多いのである。


考えてみれば当然だ。


捨てられて、今度こそ暖かい家庭で幸せに暮らせるようにと里子にだすのに、再び捨てられる可能性があるからだ。


仕事を休めないから、転勤になったから、面倒になったから、虐待しても止める人間が、いないから…


1人暮らしだけが、そうなるわけではないにせよ、猫を渡す側としては避けたい条件なのだろう。


猫を助けられないことに残念さも感じたが、それだけ、譲る側も動物愛があるんだなと安心もした。


1人暮らしも可にしている里親募集もおそらくあると思う。


しかし、別の理由もあり、里親になることはやめることにした。


別の理由とは、あまりいい話ではないが、正直に書こうと思う。


里親募集に載っている子たちは、元野良の子が多く、病気持ちの子がいる。


そして触られることが嫌いな子もいる。


私は飼った猫が病気になっても、可愛がり、きちんとお世話をする覚悟はしている。


しかし最初から病気持ちの子を本当に心から迎えたいと思うか?と、言われれば、言葉に詰まる。


猫を飼うのは初めてだし、いきなりハードルが高くて挫折しないか不安だからだ。


可愛がれたとしても、多頭飼いしたくなったときにできないというのも悲しいと思った。


さらに、どう飼いたいかにも繋がるが、私は猫を愛でたい!触りたい!くっつかれたい!


不安は少しでも払拭したかったのだ。


同時にこんな人間がペットを飼う資格はないとも、思う。


リスクのない子をほしいと思うことは、病気になったら可愛がれないということではないのか?


多くの人が最初から病気の子を飼いたいとは思わないと思うが、自分には覚悟が足りないのではないかという思いも拭えない。


結局、"私の"処分されてしまう子を助けたいなんていうのは偽善だよなと思った。


それでも猫が飼いたい。